日本企業にとって、反日デモはいい機会?!

日本企業にとって、反日デモはいい機会?!

8月から9月にかけて中国で激化した反日デモは
日系企業の店舗や工場の破壊、日本製品の不買運動
にまで発展し、製造拠点を集中し売り上げを依存する
中国リスクが一挙に顕在化しました


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中国進出を検討している日本企業にとっては、まさに
冷や水を浴びせられる様な事態でしたが

経営コンサルタントの呉明憲(ご・めいけん)TNC
ソリューションズ代表(44)は「こんなに良い機会
はない」と、意外な提案をされてます

上海で実際に日本総領事館でのデモの光景を間近で見た
呉さんは当時の感想をこう振り返ります

「ひと言でいうとお祭りだった」

呉さんは日本総領事館の近くからデモを眺めていたそう
ですが、そこで目にしたのは集団を50人位に区切り
代わる代わる領事館の前まで近づくようにしている
警察隊の整然とした交通整理だったそうです

中国では工場の人件費がざっと年20%のペースで上昇し
商業の中心地・上海の人件費は台湾よりも高く、北京と上海
の家賃はかなり高い状態だそうです

この状況は進出を考える企業にとって明らかにデメリット
以外の何物でもありません

呉さんとしては「何も考えずに中国に進出する企業が余りにも
多すぎるし、中国進出するだけでは業績の事態を打開すること
にはならない」っと言う思いが有る様です

日本政府が尖閣諸島の国有化を決定してから最初の週末となった
9月14、15日、デモ参加者はそれまでの数百人から全土で
最大2万人にまで膨れあがり、日系企業関係者を震撼させました

これを受け、日系企業の間では中国に見切りをつけ、ベトナムや
タイなどに進出先を変更すべきだとの強硬論も出ている様です

しかし、日本を訪れる中国人の団体観光客は新年に向け予約が
戻り始めるなど一部の業界では雪解けの兆しも見え始めています

呉さんは「すでに中国に根ざしている企業は『これからも中国で
ビジネスをしていく』と決めている」と考えていて

中国の反日デモが日本企業のアジア戦略を揺れ動かしているのは
事実ですが、今後、中国進出に懸念を持つ企業に対して
焦らず熟考する余裕と時間が生まれた良い機会である・・・っと
締めくくっています





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